FLOW OF THE DAY
保育士の一日
あら川保育園で活躍されている、保育士の一日をご紹介します。
保育士の仕事は、子どもたちの生活全般をサポートする、とてもやりがいのある仕事です。
しかし、具体的にどんな仕事をしているのか、イメージするのは難しいかもしれません。
そこで、一番多い出勤時間の中番（8時30分から17時30分）を例に、保育士の1日スケジュールをご紹介します。
開園
城西福祉会のほとんどの園では、開園時間が7時30分から19時までとなっているので、早番・中番・遅番のシフト制となっています。
- 早番：7時15分から16時15分
- 中番：8時30分から17時30分
- 遅番：10時から19時
（各園によって、多少の時間差や3から7パターンのシフト制勤務があります。）
開園は、早番の職員が出勤し、準備を行います。
園内を清潔に整え、必要な備品を準備します。同時に、延長保育の登園が始まります。
保護者の方と一緒に登園してきた子どもたちを出迎え、一人ひとりの健康状態を丁寧にチェックします。
出勤
出勤後は着替え等を済ませて、朝礼をおこないます。
そして、登園してきた子どもたちを出迎えます。
一人ひとりの様子を伺いながら、遊びや活動への意欲を引き出します。
体調が悪そうな子どもがいた場合には、保護者に健康状態を確認します。
朝の会・体操
外遊びを終えた子どもたちと片付けを行い、ランニングや朝の体操を行います。
体を動かし、心身をリフレッシュさせます。
その後、各クラスで朝の会を行い、その日に行うことや注意事項を伝えます。
絵本を読んだり、歌を歌ったりしながら、楽しく会話を弾ませます。
クラス別活動
朝の会や体操が終わったら、クラスごとに分かれて、年齢や発達段階に合わせた様々な活動を行います。
0歳児～1歳児
おやつ後は、園庭遊びやお散歩へ行って自然に触れます。室内では五感を刺激する遊びや、絵本を読んだりして、先生に関わってもらって、ゆったりと過ごします。
2歳児
おやつ後は、園庭遊びやお散歩へ行って体を十分に動かし発散します。室内では塗り絵、粘土遊びで手指の巧緻性を高めたり、創造性を育む遊びを行います。
3歳児～5歳児
ワーク学習、フラッシュカード、体操、音楽などの『あら川式メソッド』をおこないます。
あら川式メソッドとは、運動を通して幼児の非認知能力の向上（やる気、達成感、自信、集中力、協調性）を育む目的として、全園で取り入れている教育法になります。
あら川式メソッドの詳細については、別ページでご紹介しています。
給食準備
各クラスに戻って、机や椅子を移動して、食事の準備です。
城西福祉会では、全ての園で自園調理による給食を実施しています。
栄養士が子どもたちの成長に必要な栄養バランスを考慮した献立を作成し、調理士が心を込めて手作りの給食を作ります。園内に調理室があるため、温かいまま各クラスに給食を運ぶことができます。
配膳や手洗いうがいをしっかりと行い、子どもたちが気持ちよく食事できる環境を整えます。
給食
子どもたちと一緒にクラスで給食をいただきます。
給食中では、食事のマナーを教えながら、楽しく食事をする習慣を身につけさせます。食べ残しや嫌いなもの、食べる量が少ないなど、異変がないか、様子を確認しながら食事をおこないます。
アレルギーを持つ子どもには、個別に配慮した食事を提供します。
お昼寝・事務作業
子どもたちは給食後にお昼寝に入るため、給食の片付けと同時にお布団を敷いたりして、お昼寝の準備を行います。
絵本を読んだり、オルゴールをかけて、心地よい眠りに誘います。
子どもたちがお昼寝中に、日誌の作成やイベント準備などの事務作業をおこないます。
おやつ
子どもたちがお昼寝から徐々に目覚めてくる頃には、おやつです。
保育士がおやつの準備をして、一緒におやつをいただきます。
帰りの会
おやつの時間が終わったら、帰りの会になります。
さようならの挨拶などを行い、降園準備をします。
保護者の方への連絡事項などを伝え、安心してお迎えいただけるよう努めます。
退勤
ほとんどの保育園では、保護者のお迎えのピーク時間が重なります。
ピーク時間を過ぎてから退勤時間までの間は、進められなかったデスクワークなどの事務処理をおこないます。
退勤時間が近づいてきたら、着替えなどの準備をして退勤になります。
閉園
延長保育の降園対応を行い、閉園となります。
閉園は、遅番の職員が対応します。
休憩の取り方
12時の給食後から16時までの間、保育士が1時間ずつ交代で休憩を行います。
休憩時間では、読書や軽食、雑談など、自由に過ごします。
