お役立ちコラム

初めて保育の現場に立つ1年目は、期待と不安が入り混じる時期です。

子どもとの関わり方、日々の業務、保護者とのやりとり…どれも“はじめて”の連続。

緊張と戸惑いのなか新人保育士にとって心強い支えになるのは「この職場なら大丈夫」と思える環境です。

城西福祉会が運営するあら川保育園では、新人保育士の育成に力を入れており、メンター制度をはじめとしたサポート体制がしっかり整っています。

今回は、実際にあら川保育園で働く新人保育士O先生と、O先生を支えるメンター保育士のI先生にお話を聞きました。

あら川保育園が行うメンター制度の取り組みとリアルな職場環境について詳しくみていきましょう。

1年目の不安に寄り添ってくれる先輩がいる保育園

新人保育士O先生「保育フェアで話を聞いて“ここがいいな”と思ったんです」

O先生は、あら川保育園との出会いをそう振り返ってくれました。

4月からあら川保育園で働き始めたO先生。

新人保育士O先生「最初の頃は、初めての日々に戸惑いながらも“子どもたちの前ではしっかりした先生でいたい”“失敗したくない”という思いが、いつも心にありました。」

とはいえ、いざ複数の子どもたちを前にすると不安が先に立って、なかなか行動にうつせなくなってしまう場面もあったといいます。

それでも前に進むために、O先生は事前に疑問点を整理してメンターの先輩保育士に質問したり、不安な行事の前日には何度も練習を重ねたりして、少しずつ乗り越えてきました。

新人保育士O先生「周囲の先生たちの優しい雰囲気と困ったときにすぐ相談できる環境により、安心して日々の保育に向き合えました。」

メンター制度とは？新人保育士を支える“心強い存在”

あら川保育園の新人育成で大きな役割を担っているのが「メンター制度」です。

メンターとは、経験を積んだ先輩保育士が1対1で新人を支える仕組みをいいます。

日々の保育の相談に乗ったり、不安な気持ちに寄り添ったりしながら成長を見守る存在であり、気軽に話せる先輩がそばにいることで、新人保育士も安心してチャレンジすることができるのです。

「失敗しても大丈夫」先輩保育士の言葉が明日を変える

新人保育士の毎日は手探り状態です。

一生懸命保育の準備をしても、子どもたちの反応は予想外ばかり。思い通りにいかず、無力さを感じる日もあったでしょう。

そんなとき、メンターのI先生からもらった言葉がO先生の背中を押してくれました。

メンター保育士I先生「たくさん失敗していいんだよ。最初はみんな失敗するから大丈夫」

新人保育士O先生「I先生からそう言われ、気持ちがふっと軽くなりました。」

あら川保育園には、挑戦をあたたかく見守る環境があります。だからこそ新人保育士も前向きな気持ちで「次はこうしてみよう」と一歩を踏み出せるのです。

メンターは新人保育士の“今”に寄り添う

メンター保育士を任せられた先輩保育士は、どのような思いで新人を支えているのでしょうか？

メンター保育士I先生「新人の先生が、楽しく充実して働けるように全力でサポートしたい！」

I先生は、そんな強い気持ちをもちながら新人保育士と関わっていると話してくれました。

新人保育士と関わる際に、I先生がとくに大切にしているのは、“話しかけやすい雰囲気”と“信頼関係の構築”です。

悩みや疑問があっても、安心して話せる関係性がなければ、支援はうまくいきません。

メンター保育士I先生「新人保育士の気持ちを受けとめながら、わかりやすく伝えるよう心がけています」

言葉のかけ方ひとつにも気を配りながら、I先生はO先生と丁寧に向き合っているのですね。

ともに歩むなかで見えた“成長の瞬間”

新人保育士のO先生とメンターのI先生が日々をともに過ごす中で、成長を感じる瞬間も多くあったといいます。

メンター保育士I先生「最初は自信がなくて、表情もどこか硬かったんです。でも、自分なりの目標を持って保育に取り組むうちに、少しずつO先生の笑顔が増えていきました。」

そう話すI先生は、とてもやさしく誇らしげでした。

失敗を恐れず挑戦する気持ち、子どもたちと心から楽しそうに関わる姿勢。

そのひとつひとつの積み重ねが、O先生に「保育士としての自信」を生み出しているのでしょう。

そして、O先生の成長は、I先生にとっても大きな喜びです。

メンター保育士I先生「O先生が自信を持って子どもたちと関わる姿を見ると、こちらまでうれしくなります。私自身も、一緒に成長させてもらっている感覚があります。」

新人保育士の1歩1歩に寄り添い、ともに悩みともに喜び合う。

あら川保育園には、そんな温かな関係性が根づいているのです。

“安心して働ける園”を選ぶ

あら川保育園では、職員の誰もが孤立しないように、定期的な面談や振り返りの機会を設けています。

メンター保育士I先生「疑問や不安をゆっくり話せるのは、とても意味のある時間だと思います」

そう話すI先生の言葉からは、園全体で新人保育士さんを支えようとする空気が伝わってきます。

困ったときや迷ったとき、一緒に考えてくれる人がそばにいる。

そんな育成環境は、“安心して長く働ける園”を選ぶ上で大きな安心材料になります。

保育士として、人として成長できるあら川保育園

あら川保育園は、子ども主体の保育を大切にするだけでなく「人を育てる環境づくり」にも真剣に向き合っています。

保育士1年目の悩みや不安に職員全員で寄り添いながら、自分自身も保育者として成長していける素敵な職場です。

あなたも“あたたかい仲間”と一緒に、保育士としての1歩を踏み出してみませんか？

あら川保育園のリアルな保育の様子は

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