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保育士だけどピアノが弾けない!練習方法や代用方法
保育士は、子どもたちの成長や発達を支援する仕事です。その中で、ピアノは子どもたちの心を育む大切な役割を果たしています。しかし、ピアノが弾けなかったり苦手でも保育士になれるのでしょうか?
先に結論からお伝えすると、苦手でも保育士になれます。
保育園によっては、ピアノを弾ける保育士を優遇するところもありますが、必ずしも必須のスキルではありません。
とはいえ、ピアノが弾ければ、保育士としてより幅広い活動ができるのは事実です。たとえば、
- 子どもたちに音楽の楽しさを教えることができる
- 子どもたちの創造性を育むことができる
- 保育の質を向上させることができる
このように、ピアノの演奏スキルは、保育士としてのキャリアアップにもつながります。
そこで、本記事では、ピアノが苦手な保育士さんに向けて、練習方法や代用方法について私たち城西福祉会の目線でご紹介します。
- これから保育士になろうとしている方
- 現在、保育士になろうと学校へ通っている方
こうした方に読んでいただけら幸いです。
1. 保育士にピアノは必要?
保育士にピアノは必要かどうかについては、賛否両論あります。
ピアノが必要な理由
- 子どもたちに音楽の楽しさを教えることができる
- 子どもたちの創造性を育むことができる
- 保育の質を向上させることができる
ピアノが不要な理由
- 必ずしもピアノを弾ける保育士が求められるわけではない
結論としては、ピアノが必要かどうかは、保育士として目指すキャリアや、働きたい保育園によって異なります。
2. ピアノが苦手でも保育士になれる?
保育士の資格試験では、バイエルの演奏が課題に含まれていて伴奏が出来れば問題ありません。そのため、ピアノが苦手でも、保育士の資格を取得することは可能です。
また、保育園によっては、ピアノを弾ける保育士を優遇するところもありますが、必ずしも必須のスキルではありません。
私たち城西福祉会でも、ピアノができる事を必須にしていません。
ちなみに、2024年1月に現役保育士を対象にしたアンケート調査をおこなったところ、全体の22.4%で「ピアノがややできない」「ピアノができない」という回答でした。
3. ピアノが弾けるようになるための練習方法
ピアノはできなかったり苦手よりも、できた方が子ども達の興味を惹きつけるための強みになります。
ピアノが弾けるようになるためには、ある程度の練習が必要です。しかし、正しい方法で練習すれば、弾けるようになります。
具体的な練習方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 基礎練習をしっかりと行う
- 毎日少しずつ練習する
- 上達のためには、プロの先生に教わることも有効
基礎練習をしっかりと行う
ピアノを弾くためには、正しい姿勢や指使いを身につけることが大切です。基礎練習をしっかりと行うことで、基本的なスキルを身につけることができます。
毎日少しずつ練習する
ピアノは、毎日少しずつ練習することで、効率よく上達します。毎日30分程度、継続して練習するようにしましょう。
上達のためには、プロの先生に教わることも有効
独学で練習することも可能ですが、上達するためには、プロの先生に教わることも有効です。先生から直接指導を受けることで、間違ったフォームを修正したり、より効率的な練習方法を教えてもらうことができます。
4. ピアノが苦手な場合の代用方法
ピアノが弾けない場合、以下のようなもので代用することができます。
- ギターなど、他の楽器を使う
- アカペラで歌う
- ピアノの音源やCDを使う
他の楽器を使う
ピアノ以外の楽器を使うこともできます。たとえば、ギターやハーモニカ、ドラムなど、子どもたちが興味を持ってくれる楽器を選ぶとよいでしょう。
アカペラで歌う
アカペラで歌うこともできます。子どもたちの歌声は、ピアノの音色とはまた違った魅力があります。
ピアノの音源やCDを使う
ピアノの音源やCDを使う方法は、ピアノが弾けなくても、子どもたちに音楽を届けることができる、最も簡単な方法です。
保育園では、音楽療法やリトミックなど、音楽を取り入れた保育が行われているところが多くあります。そのような場合、ピアノの音源やCDを使うことで、子どもたちに音楽を聴かせたり、歌ったり、踊ったりといった活動を楽しませることができます。
また、ピアノの音源やCDを使うことで、保育士自身がピアノを弾く必要がないため、保育の負担を軽減することもできます。
5. まとめ
ピアノが弾けなかったり苦手でも保育士になれることはわかりましたが、ピアノが弾ければ、保育士としてより幅広い活動ができることは事実です。
もし、ピアノを弾けるようになりたいと思っているのであれば、基礎練習をしっかりと行い、毎日少しずつ練習を継続しましょう。また、上達のためには、プロの先生に教わることも有効です。
また、ピアノが苦手な場合でも、他の楽器を使う、アカペラで歌う、ピアノの音源やCDを使うなど、さまざまな代用方法があります。
城西福祉会では、曲によって得意な先生が交代して弾くなどの対応をしています。
保育園によっては、ピアノを弾ける保育士を優遇するところもありますが、必ずしも必須のスキルではありません。自分の目指すキャリアや、働きたい保育園に合わせて、ピアノを弾けるようになりたいかどうかを検討してみてください。
私たち城西福祉会では、ピアノが苦手な保育士さんも働いています。
もし、「ピアノに自信がない。できない。苦手。」とお考えでも、一緒に解決できるように考えていきたいと思いますので、まずはお気軽にご相談ください。
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