COLUMN
お役立ちコラム
0歳児クラスの保育士は大変?0歳児クラスのお仕事ややりがいを紹介!
「0歳児クラスって、どんな働き方なんだろう?」
「赤ちゃんの保育って大変なのかな……?」
保育士を目指している方の中には、そんな不安を感じている方も多いかもしれません。
今回の記事では、あら川保育園の0〜2歳児クラスの1日の流れや、実際の働き方、やりがいまでをわかりやすくまとめました。
「自分にできるかな…?」と迷っている方も、きっと働くイメージがつかみやすくなるはずです。
そもそも0歳児クラスとは?
保育園の0歳児クラスは、「その年度の4月1日時点で0歳」の子が対象で、生後57日以上から受け入れ可能としている園が多いです。
3歳以上の子どもたちとは違って、0歳児さんはまだ自分の力だけでご飯を食べたり、トイレに行ったりすることができません。このため、私たち保育士は、0歳児さんの生活を幅広くサポートしてあげる必要があります。
このころの子どもは、特定の大人(パパママや保育士)との温かい関わりを通して、「私は愛されているんだ」「ここは安心できる場所なんだ」という「愛着の形成」や「人に対する基本的な信頼感の獲得」を育てていくことが重要です。
この時期に築かれた信頼関係は、その子のこれからの人生の土台になる、とっても重要な宝物になるんですよ。
0歳児クラスの保育士のスケジュール
0歳児さんは、月齢によって生活リズムがそれぞれ違います。
ここでは基本的なスケジュールをご紹介しますが、実際には一人ひとりのミルクの時間や、眠くなるタイミングに合わせて、柔軟に対応していきます。
<0歳~2歳児クラスのスケジュールの例>
- 7:30:登園
- 9:00:おむつ替え・排せつ・健康観察
- 9:30:朝のおやつ
- 10:00:朝の会
- 10:30:散歩・戸外遊び・室内遊び
- 11:00:昼食・歯磨き
- 12:00:お昼寝(午睡)
- 15:00:おやつ
- 16:00:帰りの会
- 16:30:順次降園
- 17:00:延長保育
- 19:30:閉園
あら川保育園の1日についてはこちらのページもご覧ください▼
0歳児クラスでの保育士の働き方と特徴
0歳児クラスには、他のクラスにはない働き方の特徴やルールがいくつかあります。
「大変そう?」と思うかもしれませんが、実は働きやすいポイントも多いんですよ。
配置基準は「0歳児3人に対して保育士1人」
国の配置基準では「0歳児3人に対して保育士1人」となっています。
受け持つ人数が少ない分、一人の赤ちゃんとじっくり向き合って、目を見合わせながら関わることができます。これは0歳児さんを担当する保育士の大きな魅力ですよ。
子どもの様子をよく観察し、一人ひとりに寄り添った対応を心がけましょう。
0歳児クラスは個別対応が基本
0歳児クラスでは、「みんなで一緒にこれをしましょう!」という活動はほとんどありません。
「Aちゃんは今眠そうだから寝かせてあげよう」
「Bくんはお腹が空いたみたいだからミルクにしようかな」
というふうに、一人ひとりの生活リズムを最優先にして動きます。
保育士同士で声を掛け合いながら、「今この子は何をしてほしいのかな?」と察してあげる観察力が大切になってきますよ。
安全管理と衛生管理はしっかりと
赤ちゃんは何でも口に入れて確かめたくなる時期ですし、自分で危険を避けることができません。
だからこそ、保育士が安全管理を徹底しましょう。
<0歳児クラスで注意すべきポイント>
- 直径39mm以下の小さなもの(誤飲の危険があるもの)は置かない
- SIDS予防のため、寝ている時は必ず仰向けにしてあげる
- 感染症にかかりやすいので、おもちゃの消毒や手洗いをこまめに
これらは、赤ちゃんの命を守るために重要なルールです。
0歳児クラスでの保育士のやりがい
言葉でのおしゃべりはできない0歳児クラスのため、慣れないうちは大変かもしれません。
でも、0歳児クラスならではのやりがいもたくさんありますよ。
「初めて」の瞬間に立ち会える感動
保育士の目を見て笑ってくれた!
昨日までハイハイしていた子が、今日初めて立った!
0歳児クラスでは、こんなふうにご家族と同じくらいの感動的な「初めて」の瞬間に立ち会うことができますよ。
子どもの成長するパワーをダイレクトに感じられるのは、0歳児クラスの担任の最大の喜びとなるでしょう。
深い信頼関係が築ける
毎日お世話をしてくれる保育士を、赤ちゃんは「大好きで特別な人」としてちゃんとわかってくれることもあります。
朝、顔を見ただけで満面の笑みでハイハイして寄ってきてくれたり、不安な時にギュッとしがみついてきてくれたりすることも。
全身で信頼を寄せてくれる子どもたちの姿は、何にも代えがたい愛おしさがありますよ。
保育士が保護者も支えられる
0歳児を預ける保護者の方、特に初めてのお子さんの場合は、不安でいっぱいの方もいらっしゃいます。
園での様子を連絡帳や送迎の時に詳しく伝えてあげることで、「園ではこんなに楽しそうに過ごしているんですね」とホッとしていただけることもよくありますよ。
離乳食の悩みや夜泣きの悩みなどを共有して、一緒に子育てをする「パートナー」として頼りにされることも、保育士としてとっても嬉しい瞬間なんですよ。
まとめ|0歳児クラスの保育士は魅力がたくさん
0歳児クラスの保育士は、未来ある子どもたちの「人生の最初の1ページ」を支える、とっても大切なお仕事です。
言葉は通じなくても、目と目を見合わせて、肌で触れ合うことで、心はしっかりと通じ合います。
泣いている子を抱っこして安心させて、ご飯を食べさせて、ぐっすり眠れるように見守る。その一つひとつの丁寧な関わりが、子どもたちの「人を信じる心」や「生きる力」を育てていくんです。
専門的な知識やスキルももちろん大切ですが、何より必要なのは、目の前の赤ちゃんを「かわいい」「愛おしい」と思える温かい心です。
どんどん成長していく子どもたちからパワーをもらいながら、保育士としてのかけがえのない時間を、私たちと一緒に過ごしてみませんか?
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